かなり老朽化したホテルだが、かえってこの方がこの地に良く似合う。
経営者は、当地で有名な川端さんと言う、お年寄りの日本人だった。
迎えの車も超古車、椅子のカバーが南京袋とは驚きだった。
翌日、移動に乗ったトラックも２０年以上の代物。
しかし、ピッカピカの新車や新しいノッポビルは、
勝手ながら、この地であまり見たくなかった。
ちなみに、９０％以上の車が日本製中古車である。
何処へ行っても子供達が集って来る。学校はどうしているのかなあ？まさか日本人が来る日は休み？
澄んだ綺麗な目が、大変印象的だった。そして彼等が最も喜んだのはボールペンだった。泣かせるねえ！
旧陸軍農場跡の慰霊碑
道路から約１Kmほど奥まった所に、当時食料現地調達の為に作られた農場跡があった。
近辺の遺骨収集が終ったのは最近の事で、その時に作られた質素な慰霊碑があった。
近くに住む１家族１０人が、見よう見まねの耕作をしながら、現地案内をして暮らしていた。 next