メディナの民家で、ハーブ・ティーをご馳走になった。ミントの良い香りだが、すごく甘かったので薄めてもらった。
現地ガイドが「全部飲み干さないと失礼になる。」と言うから、例え不味くても残さないように気を使う。
その直後に金物屋へ案内された。多分さっきの民家の主人が、この店のオーナーではないのかなあと疑心暗鬼？！？！
絨毯屋
ご多分にもれず絨毯屋へ案内され、買う気も無いのに何十枚も見せられた。
小さい物で数万円、大きな物なら数十万円もするから、１枚でも売れたら大儲けだ。
交渉は１０％値から始めよと言われているので、３０％値ぐらいまで粘るべし。
商談が成立すると「あんたアホやなあ！」と言って一緒に喜こびあうと言う。
「兄弟」とか「親友」と言う意味らしく、道中我々も大いに使ってやった。
「アホメッド、あんたアホやなあ！」ガイドの名前はモハメッド。彼はこの悪い
冗談を理解し鷹揚に受止めていた。伊達や酔狂で頭が薄くなってはいないようだ。
絹糸職人 鋳掛屋 陶芸家（フェズ焼き職人）
ｎext