迷路の街フェズ（Fez)
　（世界遺産）

　青い街フェズ


　
最初の目的地、世界一複雑な迷路の街フェズ。
千年以上前に作られたこの古い街は、道が狭く
未だに、ロバが交通機関の主役である。
数々の香辛料とロバの糞等が入り混じり、
何とも言えない香りが鼻につく。

　メディナには、古い建物や暗いトンネルがあり、
曲がりくねった道並みに色々な商店が犇めいている。
ここは幅２ｍも無いような道路、荷物を運ぶロバが優先。
道端によけてロバが通り過ぎるのを待っていると、
先頭の現地ガイドの姿を見失ってしまいそうになる。




　メディナの入り口ブー・ジュルード門

　

　「もし迷ったら、そこを動かずに待っていろ！」本当にその方が賢いと思った。
もし、現地ガイド無しで、この奥へ入り込んだら、一日中、出口を探しさ迷っているような気がする。
　物売りに、変な日本語を教えた奴が居たらしい。「貧乏プライス！貧乏プライス！」と真剣に言って来る。
本人は「安いよ！」「安いよ！」と言っているつもりのようだが、それを子供にまで言われたくなかった。　



　なめし皮染色（タンネリ）には、色々な壷が並んでいて、一見綺麗に見えるが臭い。店先に並べられた数々の香辛料


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