エルフードは農業と軍人の新しい町で、サハラ砂漠への玄関口とあってか、
ホテルも頑丈なカスバである。各部屋は外から想像も出来ない一戸建マンション風。
メルズーガ大砂漠
第二の目的地メルズ―ガは、エルフードから５０Km程度か。瓦礫の道無き道を、ランド・ローバーで１時間余。
日の出はほんの瞬間だが、寒い中３０分も待っただけに感動的だった。
サハラとは「荒れ果てた地」の意とか。中国タクラマカン砂漠のように「二度と生きて帰れない所」の意よりは良い！
ラクダに初体験（重かっただあ？）
このラクダは、砂丘までの往復３０分程度で１８００円。その上、２＄のチップも要求されるから、駱駝けど馬鹿高い感じ。
ラクダは、立ち上がる時と座る時、前後に大きく傾斜するので、うっかり滑り落とされたら大変。
バッチリ写真を撮られたりして、当分の間笑い話の種にされかねない。
ツアー・コンダクター稲垣さん
身長１７２ｃｍに気を遣って、彼女は砂丘の低い方でツー・ショット。
「男は立てなきゃねえ！君は良い奥さんになるよ！」
外野曰く「男は立たなきゃあだろう！」？？？
「♪♪ ・・・あれは地の果てアルジェリア・・・♪♪」
思わず口ずさむ「カスバの女」 アルジェリア国境はこの先６０kｍ余り。
「マグレブ」とは、モロッコ・アルジェリア・チュニジアを総称し
「陽の没する大地」の意だとか。「日出ずる国」とは勿論日本でしょう。
この地球上で最も大きな砂漠も、昔は緑豊かな草原だったが、
数千年前、地球の傾きが変わって砂漠になってしまったとか。本当の話？
ビトウィン族のラクダ曳き
彼等は、ガイド役をやったり、カメラに向かってもサービス満点。
彼らの収入はチップだけだろうが、２頭のラクダに４人乗せて、
もし、朝晩日に２回フル稼動すれば計１６ドルにもなる。
これは相当な収入に違いない。サービスも良いはずだ！
ｎext