青春を謳歌したジャズと１３年
浜松北高校時代のデキシーランド・ジャズバンド（１９５６年）
昼休みに各部を覗いていたら、軽音楽クラブの部長が
「お前が入ってくれるなら、今年の部費でトロンボーンを
買ってやる。」と言われて即入部した。
３年生の就職時、浜松電話局の軽音楽部長だった人事係長が
採用試験の人物調査の為に近所へ来て「トロンボーンの音が
聞こえたので、つい家まで来てしまった。」と言われ
これはシメタとほくそ笑んだ事もあった。
そして親友の失恋を慰めて作った歌が下記の
「青春の花園に咲いた毒花」だった。
鈴鹿電気通信学園時代のスイングジャズ・コンボ（１９５８年）
志を同じくする仲間達と共に芸術追及？の道を歩いて
いた事もあったのだ。
結成当時から参加して、年の功で第一トロンボーンに指名されたが、２年足らずで転勤族になって
しまい、結局は退団を余儀なくされてしまった。中央の白いスーツが当時のリーダー遠山栄一先生。
親友の失恋を慰めて作った曲
「青春の花園に咲いた毒花」 作詞 おおたのくにお
作曲 すすきのけんじ
１．つめたいシートに もたれて一人 ２．霧に消え行く 今宵の夢も
辿る家路の せつない胸に 愛しい貴女の 面影ばかり
だれか呼ぶよな あゝ母の声 だれか呼ぶよな あゝ母の声
青春の花園に 咲いた毒花よ 青春の花園に 咲いた毒花よ
「浜名湖悲恋」 作詞・作曲 すすきのけんじ
１ 遠い街から流れ来て ２ 忘れ去りゆく想い出に ３ 強く生きると誓ってみても
幾歳過ぎた我が人生 縋って生きた我が人生 思い出しては涙ぐむ
初めて知った恋ゆえに 遠く懐かしい恋ゆえに 忘れられない恋ゆえに
水に写りし浜名湖悲恋 水に写りし浜名湖悲恋
水に写りし浜名湖悲恋
あ ゝ 帰 帆 橋
作詞 すすきのけんじ
１ 愛を初めて 失くした夜は ３ 貴方の知らない 私の愛を
傷つき身を刺す 私の胸に 命続くまで 私の胸に
雨が舞い散る あゝ帰帆橋 雨が舞い散る あゝ帰帆橋
想い出が流れ行く 佐鳴湖 想い出が流れ行く 段子の川
（さなるみずうみ） （だんずのかわ）
２ 愛を夢見て 貴方を信じ ４ 最後の愛だと 言い聞かせても
今も大事に 私の胸に 未練残して 私の胸に
雨が舞い散る あゝ帰帆橋 雨が舞い散る あゝ帰帆橋
想い出が流れ行く 堀留の川 想い出流がれ行く 東神田川
（ほりどめのかわ） （ひがしかんだがわ）